ベニン王国ブロンズ像(中)<アフリカのブロンズ:アフリカ雑貨アザライ。ナイジェリア(旧ベニン王国)の伝統的なロストワックス法(蝋型鋳造)で作られたブロンズ(青銅)製の魚像です。15世紀から続くベニン王国の宮廷美術の流れを汲む作品です。イギリスの大英博物館など世界中の美術館に収蔵される『ベニン・ブロンズ』と同じ様式で、その精巧な幾何学文様はアフリカ美術の至宝と称えられています。アフリカンアート、プリミティブアートは年々価値が高まっており、特にベニン美術のブロンズ像は、その精巧な技術から「アフリカの古典」として欧米のコレクターの間でとてつもない人気を誇ります。ベニン王国のブロンズ細工は、15世紀頃から王宮の装飾として発展しました。ポルトガルとの交流とブロンズ美術(15世紀末〜)1485年頃、ポルトガル人が初めて訪れました。彼らとの貿易(胡椒、奴隷など)を通じて富を蓄え、同時にブロンズ(青銅)の原料となる真鍮が大量に流入しました。これによって、王宮の柱を飾る「プラーク(浮き彫り板)」や、先代の王を祀る「頭部像」などのベニン・ブロンズが数多く作られるようになりました。19世紀末、イギリスとの対立が激化し、1897年にイギリス軍による「ベニン懲罰遠征」が行われ、王宮から数千点に及ぶブロンズ像等が略奪され欧州へ持ち帰られました。西洋の芸術家達は、「アフリカにこれほど高度な鋳造技術と写実的な表現があったのか」と驚愕し、後のモダンアートにも多大な影響を与えました。この魚は、ベニン美術で最も神聖視されるマッドフィッシュ(肺魚/ナマズの一種)を模したものです。マッドフィッシュは、陸と水中の両方で生き、「現世(人間界)と霊界(神の世界)を行き来する力」の象徴です。また、王(オバ)の神聖な権力、あるいは繁栄と生命力を意味する非常に縁起の良いモチーフです。表面には、鱗を表現した緻密な幾何学模様が刻まれており、金属でありながら生命の躍動感を感じさせます。長い年月を経たブロンズ特有の深い古色が、アンティークとしての風格を醸し出しています。卓上のオブジェや、違いのわかる大人のインテリアとして、圧倒的な存在感を放ちます。インテリアが映えますし、アートな空間になります。◯サイズ 高さ7.5,全長18,奥行3#民藝#vintage#antique#BENIN BRONZE FISH SCULPTURE